出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
中国,漢から唐初まで現在の河北省石家荘市付近を中心に置かれた郡名。滹沱河(こだが)が中央部を東西に走り,太行山脈をはさむ山西と河北の交通路上に位置する。漢の高祖は元氏県に恒山郡を置いたが文帝の名を諱(い)んで常山と改めた。郡治は正定(真定)などに移動したが,隋・唐まで常山の名は河北南西を代表する呼称として使われた。宋以後は鎮州,真定府の方が一般的であった。なお浙江省金華府にも673年(咸亨4)から別の常山県があった。
執筆者:梅原 郁
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…スマトラ,ボルネオ,ジャワ,中国,ヒマラヤにかけて広く分布する。中国ではこの植物のことを常山または黄常山(おうじようざん)と称し,横断面が黄色の根を薬用,とくに解熱剤として用い,マラリアによく効くという。この属Dichroaは,アジサイ属などに類縁の近い植物で,東南アジアからヒマラヤの熱帯,亜熱帯に約10種が知られている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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