帽状腱膜(読み)ボウジョウケンマク

デジタル大辞泉 「帽状腱膜」の意味・読み・例文・類語

ぼうじょう‐けんまく〔ボウジヤウ‐〕【帽状×腱膜】

頭頂部を広く覆う、薄くて丈夫な結合組織の膜。前頭筋後頭筋側頭頭頂筋と結合し、皮膚とは密に、骨膜とは疎に結合している。→腱膜けんまく後頭前頭筋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の帽状腱膜の言及

【筋肉】より

…鼻孔の周りや耳介にも,発達の悪いいくつかの表情筋がある。ひたいにある前頭筋は,この部にしわを寄せる筋肉であるが,上方は頭皮の下にある帽状腱膜に続く。頸部の表層にある広頸筋も表情筋に属する。…

※「帽状腱膜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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