幅めく(読み)ハバメク

デジタル大辞泉 「幅めく」の意味・読み・例文・類語

はば‐め・く【幅めく】

[動カ四]はばがきく。はぶりがよい。
「当座機に入りたる者を、遠類まで―・くやうにするは」〈甲陽軍鑑・二四〉

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精選版 日本国語大辞典 「幅めく」の意味・読み・例文・類語

はば‐め・く【幅めく】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 ) 幅がきく。はぶりがよい。
    1. [初出の実例]「将軍の幕官であるなんど云てははめきもせいでいかにもしづかにいらしたまうほどに」(出典:三体詩幻雲抄(1527))

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