干繋・干係(読み)かんけい

精選版 日本国語大辞典 「干繋・干係」の意味・読み・例文・類語

かん‐けい【干繋・干係】

〘名〙 (「干」はかかわる意)
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一「吾心に一時情感を受くれども、実事と相ひ干係せざれば」
※黴(1911)〈徳田秋声〉一三「以前下宿をしてゐた家の〈略〉女主と出来合ってゐたK━は、外にも干繋(カンケイ)の女が一人や二人あった」

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