平川へき(読み)ヒラカワ ヘキ

20世紀日本人名事典 「平川へき」の解説

平川 へき
ヒラカワ ヘキ

明治・大正期の俳人



生年
明治2年3月6日(1869年)

没年
大正4(1915)年5月3日

出生地
秋田県山本郡能代港町

本名
平川 竹治

別名
別号=木蓮寺,呵雲窟,旧号=碧

経歴
郵便局長を務めた。はじめ石井露月に師事し、子規在世中から「ホトトギス」に投句。ほかに「俳星」「無花果」に関係した。明治43年秋田に露月を訪ねた高浜虚子に会い雑詠欄に投句。虚子は「進むべき俳句の道」の中で「芋の句ありてへき死せず」と書いている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android