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平政隆 たいら まさたか

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

平政隆 たいら-まさたか

?-? 江戸時代前期の大工。
本名は今奥政隆。承応(じょうおう)2年(1653)焼失した内裏(京都御所)の造営に参加した功で出羽少掾(でわのしょうじょう)となり,今奥出羽と称する。幕府大工の中井家にしたがって活躍,大工技術書「愚子見記(ぐしけんき)」をあらわした。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

平政隆

生年:生没年不詳
江戸初期の大工技術書『愚子見記』の著者。同書に平政隆とあり,平姓も名乗ったが,今奥政隆が正式の名である。承応3(1654)年に内裏造営に参加した功で出羽少掾となり,今奥出羽とも名乗っている。その後,延宝度の内裏造営にも参加し,幕府大工の中井家の配下の中心的存在として活躍した。『愚子見記』は9冊からなり,設計から見積もりに至るまでさまざまな大工技術に関する資料が記録されている。中に江戸城西丸御殿(1650),江戸城本丸御殿(1659)などの記事があり,幕府関係の多くの工事にかかわったものと思われる。没年は天和3(1683)年ごろと推測される。

(西和夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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