平松郷(読み)ひらまつごう

日本歴史地名大系 「平松郷」の解説

平松郷
ひらまつごう

江戸期の西平松村・中平松村一帯に比定される中世の郷名。正長二年(一四二九)七月一九日の駿河守護今川範政書下(駿河伊達文書)で、「平松郷」内の料所分は伊達政宗に給恩地の替地として給与され、翌日の今川家奉行人連署奉書(同文書)で御料所平松村として交付が命じられた。守護今川氏の御料所、すなわち直轄領であった。永享六年(一四三四)一〇月二三日、政宗は当郷内一所を本知行地として安堵されており(「駿河守護今川範忠書下」同文書)、これ以前に不知行であったと推測され、すでに御料所の称はみえない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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