年の功(読み)トシノコウ

デジタル大辞泉 「年の功」の意味・読み・例文・類語

とし‐の‐こう【年の功】

年を取って、経験を積んでいること。また、その経験の力。「かめの甲より年の功

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 二十年 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「年の功」の意味・読み・例文・類語

とし【年】 の 功(こう)

  1. 年をとって経験が豊富になったこと。また、その経験の力。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「諺に言ふ年の功、二十年(はたとせ)先きへ生れしだけ少しはお役に立つこともあらうか」(出典:歌舞伎・鏡山錦栬葉(加賀騒動)(1879)七幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む