年の雪(読み)トシノユキ

デジタル大辞泉 「年の雪」の意味・読み・例文・類語

とし‐の‐ゆき【年の雪】

年々ふえる白髪を雪にたとえていう語。
「あたらしき春さへ近くなりゆけば降りのみまさる―かな」〈拾遺・冬〉

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精選版 日本国語大辞典 「年の雪」の意味・読み・例文・類語

とし【年】 の 雪(ゆき)

  1. 年々白髪のふえてゆくのを雪に見たてていう語。
    1. [初出の実例]「あたらしき春さへ近くなりゆけばふりのみまさるとしのゆきかな」(出典:能宣集(984‐991))

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