年金保険料の納付猶予制度

共同通信ニュース用語解説 の解説

年金保険料の納付猶予制度

所得の低い若者が申請すれば、国民年金保険料の納付を先送り(猶予)できる仕組み。学生向けの「学生納付特例制度」と、学生を除く20~29歳が対象の「若年者納付猶予制度」がある。若年者猶予は2005年4月に導入。本人や配偶者の前年所得が一定額以下の場合、納付を10年間猶予される。「納付免除」とは異なり、10年以内に追納しないと猶予期間分の将来受給額はゼロになる。12年度の利用者は約42万人。50歳未満への拡大が実現すれば名称は変更される見通し。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報