最新 地学事典 「年間線量」の解説
ねんかんせんりょう
年間線量
annual dose
試料が自然放射線によって1年間に受けた吸収線量(Gy)のこと。TL法やESR法による年代測定で用いられている。年間線量の値を求める方法として,γ線スペクトルスコピー法・放射化分析法・高周波誘導結合プラズマ(ICP)発光分析法・化学分析法などによってU・Th・Kの含有量を求め,α・β・γ線による線量を計算から求める方法と,熱ルミネッセンス線量計やシリコン半導体線量計を試料採取地点に埋めて直接測定する方法がある。地質試料の年間線量の値は通常0.5~5mGy/年である。
執筆者:蜷川 清隆
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

