…さらに,20世紀になってから明確に理論化されるようになったが,色や形によって眼に見えない人間の内面の神秘や情念の世界を表現するという働きも,古くから絵画には認められる。中世の黙示録絵画のような宗教画も含めて一般に幻想絵画と呼ばれるものや,色や形を思い切って強調し,ときに誇張する表現主義絵画などがその例である。このように,写実と,装飾と,表現の三つが絵画を生み出す基本的な動因であり,またその本質的性格であると言うことができる。…
※「幻想絵画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...