デジタル大辞泉 「幼し」の意味・読み・例文・類語 いとき‐な・し【▽幼し/▽稚し】 [形ク]「いとけない」に同じ。「延政門院―・くおはしましける時」〈徒然・六二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「幼し」の意味・読み・例文・類語 いとき‐な・し【幼なし】 〘 形容詞ク活用 〙 =いとけない(幼)[初出の実例]「在レ孺(イトキナイトキ)にして勤め、謙(へりくだ)り恭(ゐやま)ひ慈(うつくし)び順(したが)ふ」(出典:日本書紀(720)顕宗元年正月(図書寮本訓))「老いたる親、いときなき子、君の恩、人の情、捨てがたしとて捨てざらんや」(出典:徒然草(1331頃)五九) おさ‐な・しをさ‥【幼】 〘 形容詞ク活用 〙 ⇒おさない(幼) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例