幾世縞・幾世島(読み)いくよじま

精選版 日本国語大辞典 「幾世縞・幾世島」の意味・読み・例文・類語

いくよ‐じま【幾世縞・幾世島】

〘名〙 紅、紫、萌葱(もえぎ)等の色糸を用いて織った伊達模様縞羽二重。元祿年間(一六八八‐一七〇四)流行した京織一種
※万金産業袋(1732)四「幾世(イクヨ)嶋。京織、幅壱尺、丈三丈壱弐尺、生糸の嶋はぶたえ也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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