伊達模様(読み)ダテモヨウ

デジタル大辞泉 「伊達模様」の意味・読み・例文・類語

だて‐もよう〔‐モヤウ〕【伊達模様】

江戸初期から中期にかけて流行した、小袖の大形のはでな模様刺繍ししゅう・絞りなどを応用した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伊達模様」の意味・読み・例文・類語

だて‐もよう ‥モヤウ【伊達模様】

〘名〙 江戸初期から元祿一六八八━一七〇四)頃にかけて流行した華美な衣服の模様。縫箔(ぬいはく)、友禅染めなどを応用して作られた。
※歌舞伎・大一大万大吉(1700)一「其身ははおり大小だてもやう」

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