広尾岳(読み)ひろおだけ

日本歴史地名大系 「広尾岳」の解説

広尾岳
ひろおだけ

広尾町の南西日高山脈の稜線上にある。標高一二三一メートル。広尾川の源流部にあたり、北麓から西広尾川、東麓から中広尾川、南東方から東広尾川がいずれも北東に流れる。これらの源流は約二―三キロの間を一〇〇〇メートル以上の落差で流れており、源流域には比較的小規模な滝が連続している。日高山脈全域を通じて圏谷(カール)が確認されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 カール

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android