広東人参(読み)カントンにんじん

精選版 日本国語大辞典 「広東人参」の意味・読み・例文・類語

カントン‐にんじん【広東人参】

※本草正譌(1776)一「近代、広東人参と称する物は、薺苨根、即杏葉沙参なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の広東人参の言及

【チョウセンニンジン(朝鮮人参)】より

…またギンセノサイド類にはDNA合成促進作用,中枢抑制作用,中枢興奮作用,溶血防御作用,溶血作用など,ときによって相反する薬効を示す諸物質が含まれる。アメリカ東部産のアメリカニンジンP.quinquefolia L.(英名American ginseng)も薬用に利用され,チョウセンニンジンに劣らない薬効があるとされ,広東人参(洋参)と呼ばれる。また三七人参はP.notoginseng (Burk.) F.H.Chenの地下部で,主として止血,鎮痛,消炎,近年は強心,肝疾患などに,竹節人参はトチバニンジンP.japonicum C.A.Mey.の根茎で,去痰,解熱,健胃に用いられる。…

※「広東人参」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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