日本歴史地名大系 「広畔新郷」の解説 広畔新郷ひろくてしんごう 愛知県:豊田市上郷・高岡地区広畔新郷[現在地名]豊田市広美(ひろみ)町市域最南端部に位置し、村域は明治用水と枝下(しだれ)用水に挟まれる。近世上野雑抄によれば、永禄六年(一五六三)の三河一向一揆では、上野(うえの)城が一揆側の拠点となるが、この時上野七ッ砦の一つに「広畔」がある。近世を通じて岡崎藩領。近世上野雑抄によれば、寛文六年(一六六六)に上野の一地として登場し、「上野村広畔」「上野広畔畷」と称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by