庄下新村(読み)しようげしんむら

日本歴史地名大系 「庄下新村」の解説

庄下新村
しようげしんむら

[現在地名]砺波市坪内つぼのうち

坪内村の東にある。千保せんぼ川跡の川原に開発された新村で、庄下舘しようげたち村の地先にあたる。享保一一年(一七二六)礪波となみ郡の共同請高である千保川筋四千五〇〇石請高新開場所の内で、毛付高は五七石、庄下舘村の流失耕地の再開発にあたる。当初は同村領で、坪内村四兵衛らの持分であった。天保九年(一八三八)八二石(うち一三石余は文化一二年の新開高)で一村立てとなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android