床旧る(読み)トコフル

デジタル大辞泉 「床旧る」の意味・読み・例文・類語

とこ‐ふ・る【床旧る】

[動ラ上二]夫婦が長く一緒に住む。長く連れ添う。
「年ふれどいかなる人か―・りて相思ふ人に別れざるらむ」〈拾遺哀傷

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精選版 日本国語大辞典 「床旧る」の意味・読み・例文・類語

とこ【床】 旧(ふ)

  1. 夫婦が長い年月ともに住む。夫婦の関係を長く保つ。
    1. [初出の実例]「年ふれどいかなる人かとこふりてあひ思ふ人に別れざるらん〈大江為基〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)哀傷・一二九六)

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