床虱(読み)トコジラミ

デジタル大辞泉 「床虱」の意味・読み・例文・類語

とこ‐じらみ【床×虱】

半翅はんし目トコジラミ科の昆虫体長約5ミリ、体は扁平な円盤状で、赤褐色。家屋内にすみ、人から吸血する。南京ナンキン虫。とこむし。

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精選版 日本国語大辞典 「床虱」の意味・読み・例文・類語

とこ‐じらみ【床虱】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目トコジラミ科の昆虫。体長五ミリメートル内外。体は扁平な卵円形で、赤褐色を呈する。あしは三対で、はねは退化し、口は管状にとがり吸血に適する。人家内にすみ、夜間、人の血を吸い、強いかゆみと痛みを起こさせる。動きは活発で、捕えると悪臭を放つ。世界に広く分布する。なんきんむし。《 季語・夏 》 〔生物学語彙(1884)〕

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