底寒い(読み)そこさむい

精選版 日本国語大辞典 「底寒い」の意味・読み・例文・類語

そこ‐さむ・い【底寒】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]そこさむ・し 〘 形容詞ク活用 〙 体の芯(しん)まで冷えるように寒い。
    1. [初出の実例]「にわかに暖になったほどに、まだそこさむいぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃)五)
    2. 「絹裏の肌触底寒く、起居の忙きをこそ春とは覚えしが」(出典:不言不語(1895)〈尾崎紅葉〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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