座神氏邸跡(読み)はかりざみわしていあと

日本歴史地名大系 「座神氏邸跡」の解説

座神氏邸跡
はかりざみわしていあと

[現在地名]中京区泉町

江戸幕府の衡制統一のために設けられた棹秤の製造・販売・検定の西国責任者であった神善四郎家の邸跡。元禄一一年(一六九八)以降、町の北側にあった。

秤座は、承応二年(一六五三)に制度として成立し、江戸の守随氏、京都の神氏が代々世襲、それぞれ東三三ヵ国、西三三ヵ国の秤を統轄した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 拝領 京雀

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む