延白平野(読み)えんぱくへいや

百科事典マイペディア 「延白平野」の意味・わかりやすい解説

延白平野【えんぱくへいや】

朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮),黄海南道海州の南東方から礼成江流域にかけての沖積平野。朝鮮第4の平野で南半分は朝鮮戦争後北朝鮮に属した。米,タバコリンゴなどを産し,北朝鮮の重要な穀倉地帯
→関連項目黄海南道

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世界大百科事典(旧版)内の延白平野の言及

【海州】より

…市街地は北の首陽山と南の南山のあいだを流れる広石川の開いた平野地帯に形成されており,南山から南方へのびた小さな竜塘半島の先端にある竜塘浦に海州港がある。市の東方には京畿湾に沿って開城市まで広大な延白平野が展開し,また西方にも甕津(おうしん)半島や長山串へ至る比較的低平な平原が広がる。古くから周囲の穀倉地帯の中心地としてまた軍事上の要衝として重視された。…

※「延白平野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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