建値段・立値段(読み)たてねだん

精選版 日本国語大辞典 「建値段・立値段」の意味・読み・例文・類語

たて‐ねだん【建値段・立値段】

〘名〙
① 取引市場で、受け渡しの標準値段清算取引で、売買の約定後、受け渡しの時の計算を簡便にするため、受け渡し日の前三日間または一〇日間の値段を平均してつくったもの。建値
※殿村篠斎宛馬琴書簡‐文政一一年(1828)三月二〇日「四冊にて立直段十五匁の処、仲ケ間へは二わり引」
為替相場で、銀行が標準として公表する値段。建値。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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