標準(読み)ヒョウジュン

デジタル大辞泉の解説

ひょう‐じゅん〔ヘウ‐〕【標準】

判断のよりどころや行動の目安となるもの。基準。「標準に合わない」
平均的であること。また、その度合い・数値。並み。「標準に及ばない」「標準の体重」
[用法]標準・基準――「あなたは何を標準(基準)にしてそう判断するのですか」「標準(基準)の数値」など、目安・よりどころの意味では両語とも使える。◇「標準」は平均的な度合いとか最も普通のタイプといった意で使われることが多い。「標準サイズ」「標準より多い収穫量」「標準仕様」◇「基準」は「基準をゆるめる」「建築基準」「最低基準」など、守るべきものとして定められた目安や枠に言うほか、「昨年度を基準とした場合の伸び率」のように判断のよりどころとする程度・数値をもいう。

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大辞林 第三版の解説

ひょうじゅん【標準】

物事を行う場合のよりどころとなるもの。
手本。模範。
およその目安。目標。
平均的であること。普通。並み。 「 -に達する」 「 -型」

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精選版 日本国語大辞典の解説

ひょう‐じゅん ヘウ‥【標準】

〘名〙 (「標」はくい、「準」は水準(みずもり)の意。いずれも建築の際の基礎測量に用いるもの)
① 判断、行動などのよりどころとするものや比較のもとにするもの。
(イ) 目じるし。スタンダード。基準。水準。
※語孟字義(1705)下「若中人之資、以此為志、必有等凌節自立標準之病
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六「批評判定の標準も」 〔孫綽‐丞相王導碑〕
(ロ) そこに達すべきよりどころ。目標。手本模範。のり。
※正法眼蔵(1231‐53)弁道話「ほとけ仏にさづけてよこしまなることなきは、すなはち自受用三昧、その標準なり」 〔韓愈‐伯夷頌〕
② 平均的な度合。また、その程度のもの。なみ。普通。
※結婚(1967)〈三浦哲郎〉四「二十日もしたら標準まで殖えるでしょう、そうしたら帰してあげますと病院ではいっている」

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