デジタル大辞泉 「引っ熟す」の意味・読み・例文・類語 ひっ‐こな・す【引っ▽熟す】 [動サ四]1 自分の思うままにあしらう。「たのむとばかり―・す文章も」〈浄・聖徳太子〉2 軽く扱う。ばかにする。「小姑こじうとを―・した」〈浄・歌軍法〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「引っ熟す」の意味・読み・例文・類語 ひっ‐こな・す【引熟】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「ひきこなす(引熟)」の変化した語 )① 自由に扱う。思うままにあしらう。[初出の実例]「ひっこなす文章も誠の夫婦」(出典:浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)一)② かろんずる。ばかにする。[初出の実例]「小姑をひっこなした、目を明いておっしゃれとは何じゃの」(出典:浄瑠璃・持統天皇歌軍法(1713)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例