引残(読み)ひきのこり

精選版 日本国語大辞典 「引残」の意味・読み・例文・類語

ひき‐のこり【引残】

〘名〙
① 差し引いての残り。差し引き勘定残額。また、勘定が皆済にならないで、なお未払金が残ること。
浮世草子傾城色三味線(1701)湊「もし引残りあるにきわまったるこも僧衆は、身の皮をはいで成共、急度算用相立させ候」
② 引いたり、抜いたりしたあとの残り。「籤のひき残り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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