弛げ(読み)タユゲ

デジタル大辞泉 「弛げ」の意味・読み・例文・類語

たゆ‐げ【×弛げ/×懈げ】

[形動][文][ナリ]疲れてぐったりしたさま。だるそうなさま。「―に頰杖をついている」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「弛げ」の意味・読み・例文・類語

たゆ‐げ【弛げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「たゆい」の語幹接尾語「げ」の付いたもの ) 疲れゆるんださま。緊張がとけてにぶくなったさま。だるそうなさま。
    1. [初出の実例]「君によりたゆげに袖もひぢぬればうれしかりしもえこそつつまね」(出典:宇津保物語(970‐999頃)菊の宴)
    2. 「地にたふれ伏て息もたゆげなれば」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む