弥三郎婆(読み)やさぶろうばば

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弥三郎婆」の解説

弥三郎婆 やさぶろうばば

伝説上の人物
越後(えちご)(新潟県)の猟師弥三郎の母。墓をあばいて死体をくう老婆。ある夜怪物となって弥三郎をおそい,腕をきりおとされるとそれをもってにげ,弥彦(やひこ)山で200年いきつづけた。のちにくいあらためて神になり,弥彦村宝光院に妙多羅(みょうたら)天女像としてまつられたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android