デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弥三郎婆」の解説 弥三郎婆 やさぶろうばば 伝説上の人物。越後(えちご)(新潟県)の猟師弥三郎の母。墓をあばいて死体をくう老婆。ある夜怪物となって弥三郎をおそい,腕をきりおとされるとそれをもってにげ,弥彦(やひこ)山で200年いきつづけた。のちにくいあらためて神になり,弥彦村の宝光院に妙多羅(みょうたら)天女像としてまつられたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例