弥太一(読み)ヤタイチ

デジタル大辞泉 「弥太一」の意味・読み・例文・類語

やた‐いち【弥太一】

《「やた」は、豆腐女房詞おかべ」をもじった「岡部六弥太」の「六弥太」の略で、豆腐の異称煮売酒屋で、豆腐一皿と酒一合を注文するときにいう語。また、煮売酒屋の異称。
「―の客よりわるいかっこうをして」〈露伴・幻談〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android