精選版 日本国語大辞典 「張綱」の意味・読み・例文・類語
はり‐づな【張綱】
- 〘 名詞 〙
- ① 張り渡した綱。
- [初出の実例]「浮橋を一間、はりづなを切てぞ捨てたりける」(出典:太平記(14C後)一四)
- ② 馬の口につけ左右へ引っぱる綱。はづな。
- [初出の実例]「右大将のははりづなにて移しの馬をひかせける」(出典:増補本増鏡(1368‐76頃)五)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...