浮(き)橋(読み)ウキハシ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

浮橋 うきはし

?-? 江戸時代前期-中期の遊女。
加賀千代のとされていた「起きて見つ寝て見つ蚊帳(かや)の広さ哉」の作者。元禄7年(1694)刊,和田泥足撰の「其便(そのたより)」にこの句がみえる。同書に「鵲(かささぎ)に我やかはらん天の川」の句もある。享保(きょうほう)(1716-36)のころ没したとされる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

うき‐はし【浮橋】

〘名〙 水上にいかだを組み、または舟などを並べて、橋の用としたもの。舟橋。
※万葉(8C後)一七・三九〇七「上つ瀬に 打橋渡し 淀瀬には 宇枳橋(ウキはし) 渡し」
※宇津保(970‐999頃)祭の使「いかめしき釣殿つくられて、をかしきふねどもおろし、うきはし渡し」

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世界大百科事典内の浮(き)橋の言及

【橋】より

…さらにプレストレス工法の普及はコンクリート橋の適用範囲を著しく拡大し,数ではもちろんのこと,支間長でも鋼橋の領域に大きく食い込んできた。【伊藤 学】
[中国]
 橋梁建設の歴史は古く,構造類型も飛石,浮橋,アーチ橋,桁橋,つり橋,肘木橋,廊橋など多種のものがある。先史時代の状況は明らかでないが,《詩経》に描写される舟を並べた浮橋,《爾雅》に倚の名で見える歩橋(飛石),漢代には杠(こう)と呼ばれた丸木橋などがもっとも古く簡素な形式に属する。…

※「浮(き)橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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