強震観測網(読み)キョウシンカンソクモウ

デジタル大辞泉 「強震観測網」の意味・読み・例文・類語

きょうしん‐かんそくもう〔キヤウシンクワンソクマウ〕【強震観測網】

防災科学研究所の強震計による観測網。人的被害を及ぼす可能性のある、通常地震計では記録できない強震動を正確に記録する。平成8年(1996)に全国の1000か所以上の強震計を備えた観測施設からなる全国強震観測網(K-netケーネット)、および全国700か所に掘削された観測用の井戸地表地底に設置された強震計からなる基盤強震観測網(KiK-netキックネット)として別々に運用開始。平成20年(2008)に現在の観測網に統合された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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