被害(読み)ヒガイ

デジタル大辞泉 「被害」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「被害」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がい【被害】

  1. 〘 名詞 〙 害を受けること。損害をこうむること。また、その受けた損害。⇔加害
    1. [初出の実例]「之に因て年々の被害(ヒガイ)を緩ふする時は」(出典新聞雑誌‐第二三号・明治四年(1871)一二月)
    2. 「床上一尺ぐらゐまで浸水してゐて、相当の被害はあるらしかった」(出典:細雪(1943‐48)〈谷崎潤一郎〉中)
    3. [その他の文献]〔漢書‐西南夷伝〕

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普及版 字通 「被害」の読み・字形・画数・意味

【被害】ひがい

害を受ける。〔漢書、西南夷伝〕杜欽~曰く、~如(も)し先立つる累世の功を以て墮壞すべからずとせば、亦た宜しく其の(はうが)に因り、早く之れを斷すべし。已に形をすにんで、然る後に戰師せば、則ちを被らん。

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