彌復(読み)いやおち

精選版 日本国語大辞典 「彌復」の意味・読み・例文・類語

いや‐おち‥をち【彌復】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 若返る意の動詞おつ(復)」の連用形副詞「いや」が付いて一語化したもの ) いよいよ若返るさま。幾度初めにもどるさま。
    1. [初出の実例]「わが屋戸に咲けるなでしこ幣(まひ)はせむゆめ花散るな伊也乎知爾(イヤヲチニ)咲け」(出典万葉集(8C後)二〇・四四四六)

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