彌痴（読み）いやおこ

精選版日本国語大辞典「彌痴」の意味・読み・例文・類語

〘形容動詞ナリ活用〙 ( 「いや」は副詞 ) いちだんと愚か。きわめて愚か。いやうこ。
1. [初出の実例]「わが心しぞ伊夜袁許(イヤヲコ)にして」(出典：古事記（712）中・歌謡)

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報 | 凡例

〘名詞〙年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《季語・冬》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典：浄瑠璃・新版歌祭文（お染久松）（1780）油...