改訂新版 世界大百科事典 「当量伝導率」の意味・わかりやすい解説 当量伝導率 (とうりょうでんどうりつ)equivalent conductivity 当量導電度ともいう。電解質溶液の1グラム当量の導電性を表す量で,溶質1グラム当量を含む電解質溶液の体積と比電気伝導率との積として示され,単位はふつうcm2/Ωが用いられる。ここで比電気伝導率は比抵抗の逆数である。当量伝導率は希釈度の増大および温度の上昇に伴って増大する。執筆者:日向 実保 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by