化学辞典 第2版 「形態複屈折」の解説
形態複屈折
ケイタイフククッセツ
form birefringence
物質全体が等方的であっても,物質内に異なる屈折率をもつ相が2種類以上存在するとき,相の形態により発生する複屈折を形態複屈折という.たとえば,高分子を延伸した試料の内部構造が棒状(繊維状)である場合や,ブロック共重合体における相分離構造の違いにより発生する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報