彦国葺(読み)ひこくにふく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「彦国葺」の解説

彦国葺 ひこくにふく

記・紀にみえる武人
和珥(わにの)臣の遠祖。崇神(すじん)天皇の命をうけ,謀反をおこした武埴安彦命(たけはにやすひこのみこと)とその妻吾田媛(あたひめ)を大彦命(おおひこのみこと)とともに討つ。垂仁(すいにん)天皇のとき,五大夫(まえつきみ)のひとりであったとある。「古事記」では日子国夫玖命。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android