武人(読み)ブジン

デジタル大辞泉 「武人」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐じん【武人】

武士軍人。いくさびと。
[類語]武士ぶし武士もののふ武者武将若武者荒武者落ち武者影武者古武士野伏二本差し

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精選版 日本国語大辞典 「武人」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐じん【武人】

  1. 〘 名詞 〙 武事をつかさどる人。軍事を職とする人。いくさびと。武士。軍人。
    1. [初出の実例]「盛季入道〈元大炊御門家僕、年来向背、当時属武人往来〉」(出典愚管記‐応安六年(1373)六月二六日)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・漸漸之石〕

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普及版 字通 「武人」の読み・字形・画数・意味

【武人】ぶじん

武夫武臣。〔詩、小雅、漸漸之石〕山川悠にして、維(こ)れ其れ勞す 武人東征し、するに皇(いとま)あらず

字通「武」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の武人の言及

【武士】より

…院政期ころより身分として定着しはじめ,〈武家〉とも呼ばれるようになった。
【中世】
 武芸すなわち弓射騎馬を専業とする者,または武勇をもって主人に仕え戦場で戦う人をいい,一般に〈もののふ〉〈武人〉〈武者〉〈(さむらい)〉などと同義語。しかし歴史上の概念としてはより狭義に用い,武力を有する封建的領主階級およびその先駆的存在としての特定の社会階層に属する人々をさす。…

※「武人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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