彫り付ける(読み)エリツケル

デジタル大辞泉 「彫り付ける」の意味・読み・例文・類語

えり‐つ・ける〔ゑり‐〕【彫り付ける】

[動カ下一][文]ゑりつ・く[カ下二]刻みつける。ほりつける。
正面に、葛飾郡永代築地と―・け」〈鏡花・葛飾砂子〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「彫り付ける」の意味・読み・例文・類語

えり‐つ・けるゑり‥【彫付】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ゑりつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 彫りつける。刻みつける。
    1. [初出の実例]「善き人の正目(まさめ)に見けむ御足跡(みあと)すらを我はえ見ずて石(いは)に恵利都久(ヱリツク)玉に恵利都久(ヱリツク)」(出典仏足石歌(753頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む