役つ(読み)エダツ

デジタル大辞泉 「役つ」の意味・読み・例文・類語

え‐だ・つ【役つ】

[動タ四]夫役ぶやくを命じられて出る。
「堤池に―・ちて百済池を作りき」〈・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「役つ」の意味・読み・例文・類語

え‐だ・つ【役】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 古くは「えたつ」か ) 公用夫役に従事する。

役つの補助注記

色葉字類抄」に「 エウ エダツス 労民調也」とあるのは「エダツ」と「エダス」を併記した形であろう。「古事記」の「為役」「役」などが「エタチ」と訓まれているが、確実な用例を見出しにくい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android