待ち見る(読み)まちみる

精選版 日本国語大辞典 「待ち見る」の意味・読み・例文・類語

まち‐・みる【待見】

  1. 〘 他動詞 マ行上一 〙
  2. 待ちうけて、見る。
    1. [初出の実例]「三輪の山いかにまちみん年ふとも尋ぬる人もあらじと思へば〈伊勢〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・七八〇)
  3. ためしに待ってみる。
    1. [初出の実例]「一目見しきみもやくるとさくら花けふはまちみてちらばちらなむ〈紀貫之〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春下・七八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android