待対(読み)たいたい

精選版 日本国語大辞典 「待対」の意味・読み・例文・類語

たい‐たい【待対】

〘名〙 互いに関係し合っていること。相対的であること。
選択本願念仏集(1198頃)「如此等事悉名待対之法
草枕(1906)〈夏目漱石〉六「飽くまで此待対世界の精華を嚼んで、徹骨徹髄の清きを知る」

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