待対(読み)たいたい

精選版 日本国語大辞典 「待対」の意味・読み・例文・類語

たい‐たい【待対】

  1. 〘 名詞 〙 互いに関係し合っていること。相対的であること。
    1. [初出の実例]「如此等事悉名待対之法」(出典選択本願念仏集(1198頃))
    2. 「飽くまで此待対世界の精華を嚼んで、徹骨徹髄の清きを知る」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む