後懐・跡懐(読み)あとふところ

精選版 日本国語大辞典 「後懐・跡懐」の意味・読み・例文・類語

あと‐ふところ【後懐・跡懐】

〘名〙 (親の亡きあと、その子をふところに抱いて育てるの意で) 養い親実子同様に育てること。また、養い親の手もと。
平家(13C前)四「聊(いささ)かゆかり候ふあひだ、跡ふところで生(おほ)したてて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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