後沢村(読み)うしろざわむら

日本歴史地名大系 「後沢村」の解説

後沢村
うしろざわむら

[現在地名]東根市泉郷いずみごう

白水しろみず川上流の山間部に広がり、東は沢渡さわたり村、南西野川のがわ村。村名は村山野むらやまの川の背後にあたるためという(山形県地理名勝史蹟集成)。寛文八年(一六六八)下野宇都宮藩領になり、天和元年(一六八一)陸奥白河藩領、寛保元年(一七四一)幕府領、安政二年(一八五五)以降松前藩領。元禄五年(一六九二)の村明細帳(小山田文書)では本田畑高六六二石余、反別田二一町九反余・畑一八町八反余、新田畑高一三石余、反別田一反余・畑一町八反余、家数七三(本百姓四〇・名子水呑三三)、男二七六・女一九五。寛保二年の村明細帳(同文書)では新田畑高一六石余、反別田二反余・畑一町八反余、家数九二(本百姓四〇・名子五・水呑四七)、男二七六・女二一六、馬二二とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android