後考(読み)コウコウ

デジタル大辞泉 「後考」の意味・読み・例文・類語

こう‐こう〔‐カウ〕【後考】

未解決の問題などを、あとで考えること。また、後代の人の考え。「後考つ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後考」の意味・読み・例文・類語

こう‐こう‥カウ【後考】

  1. 〘 名詞 〙 あとで考えること。また、後世の人の考え。「後考を待つ」の形で用いられることが多い。
    1. [初出の実例]「其紙を用ゐられしは、詳ならず、後考を俟(ま)つべし」(出典:文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android