後蒔(読み)のちまき

精選版 日本国語大辞典 「後蒔」の意味・読み・例文・類語

のち‐まき【後蒔】

  1. 〘 名詞 〙 時節におくれて種子をまくこと。また、そのおくれてまいたもの。おそまき。
    1. [初出の実例]「のちまきのおくれて生ふる苗なれどあだにはならぬたのみとぞ聞く〈大江千里〉」(出典:古今和歌集(905‐914)物名・四六七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android