後藤新田(読み)ごとうしんでん

日本歴史地名大系 「後藤新田」の解説

後藤新田
ごとうしんでん

[現在地名]田上町田上 後藤

田上村西北、信濃川沿いに開けた村で、北は水田すいた(現中蒲原郡小須戸町)、西は曾根そね新田。元禄一一年(一六九八)の賀茂組新田村付帳(新発田市立図書館蔵)によれば、寛永元年(一六二四)田上村の地内を開発立村したとあり、以後新発田藩領。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)では物成高五七石九斗余、家数一五・人数一〇五。元禄一三年の岩船蒲原郡絵図(新発田市立図書館蔵)に「田上村枝郷後藤新田」七二石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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